寒がりの原因とは?冷えで悩む人におすすめの改善方法を紹介
寒くない時期なのに寒さや冷えを感じている方は多いのではないでしょうか。
冷え性・寒がりには何らかの原因があると言われています。
本記事では寒がり・冷え性になる原因や、改善方法について紹介します。
寒がりの原因とは?
年中冷えが気になる人(寒がりな人)は、冷え性に悩まされていることが多い傾向にあります。
冷え性とは、慢性的に手足や体の芯から冷えて、冷たくなっている状態のことです。
寒がりや冷え性の原因は、日々の生活に隠れている可能性があります。
何気なく生活している行動が、自分の寒がり度を高めているかもしれません。
部屋の温度と外気温の差
室内温度と外気温の差が激しいと、体の体温調整が追い付かなくなり、寒さや冷えを感じる場合があります。
夏に炎天下の中帰宅して、すぐに涼みたいからと強めに冷房をかけたままにしていませんか。
反対に、冬に強めの暖房をかけて、暖かすぎる部屋で生活してしまっている場合も同様です。
外気温との寒暖差に体が追い付かなくなってしまう場合があります。
服装
暖房や冷房を日常的に使用している施設が多い現代社会では、日常的に寒暖差を感じやすくなっています。
また、オフィスなどでは暑いと感じる方に合わせてエアコンが設定されていることが多いようです。
そのため、寒さや冷えを感じた人も「少しの寒さは我慢する」ということが多いのではないでしょうか。
そのような少しの我慢から、より一層、体が冷えてしまいます。
食生活
朝食を食べない人の割合は年々増加傾向で、とくに20~30代の男性の約30%は朝食を食べていないことがわかっています(※)。
食事を取ることは代謝を促進し、体温を上げてくれるので、冷えに悩む方は1日3食しっかりと取るようにしましょう。
参照:農林水産省「みんなの食育」
お風呂の入り方
お風呂をシャワーのみで済ませるのも、冷えの原因です。
湯船につかることは、基礎代謝を向上させて血行を良くする効果があると言われています。シャワーのみで済ませてしまうと清潔は保たれますが、健康面から見ると冷えやすい体になってしまいます。
冷えは体の不調につながることも
一時的な寒さや冷えで、すぐに解消できれば良いのですが、冷えが続いたり、全身が冷えてしまったりしている場合は注意が必要です。
冷えの影響で、体の不調が現れることもあります。
不調で悩まされている方は、根本の原因を探ると冷えが原因となっているかもしれません。
髪の毛
頭皮にはたくさんの毛細血管が張り巡らされており、髪の毛の成長のためにたくさんの栄養を届けています。
体が冷えると毛細血管が収縮し、栄養が行き届かなくなるため、抜け毛や白髪、さらには薄毛の原因につながります。
肌
頭皮の血行が悪くなると、肌にも影響が出てきます。
細胞のターンオーバーがうまくできなくなり、ごわついたりシワが増えたりと、肌トラブルが増加してきます。
口内
歯茎の血行が低下することによって、歯周病のリスクが高まり、歯肉の変色や腫れが起こることがあります。
精神面
冷えの原因である血行不良は、生活習慣の他に、自律神経の乱れも大きく関係しています。自律神経が乱れると、冷えの他にイライラ・不眠・不安感などの症状が現れる場合もあります。
目
冷えがドライアイに影響するというのは意外かもしれません。
ドライアイは涙の量が不足して目が乾燥する症状ですが、涙は体が温まっている状態のほうが多く生成されるため、冷えていると涙が不足しドライアイにつながることがあります。
また、冷えは目が疲れやすかったり、かすんだりする原因にもなります。
全身
冷えからくる全身の不調には、以下のようなものがあります。
● 肩こり
● 腰痛
● 頭痛
● だるさ
● 疲れ
● 関節痛めまい
● 耳鳴り
● 月経痛
● 月経不順
● アレルギー
● 便秘
● 下痢
● 動悸
● ほてり
● むくみ
● 肥満
上記を見てもわかるように、冷えはさまざまな体の不調を引き起こします。
女性の方が冷えやすい
女性の体は全身の筋肉量が少なく基礎代謝量が大きく違うため、男性よりも冷えやすくなっています。
しかし、女性でも日々の生活から代謝が良くなるように心がけた生活をしていれば、冷えやその他の体の不調も改善されやすくなります。
ほてりやむくみも冷えの一種!?
冷えとは関係なさそうですが、ほてりやむくみの原因は冷えであることが多いです。
手足は冷たいのに上半身は暑い「冷えのぼせ」は、体温調整がうまく働かないことで起こります。
むくみは、冷えにより血行が悪化し体内の水分の巡りが悪くなることで老廃物が溜まってしまう状態です。
どちらも、主に冷えによって引き起こされます。
寒がり・冷えを解決するには「血の巡り」を改善しよう
寒がり・冷えの主な原因は、血行が悪いことです。
「血の巡り」を改善することが、冷えやその他の体の不調を改善へと導く鍵になります。
では、具体的には何をすれば血の巡りは良くなるのでしょうか。
3つの方法を紹介します。
軽い運動をする
基礎代謝を上げるために軽い運動を日々の生活に取り入れてみましょう。
1日15分ほどの軽い筋トレやストレッチ、ウォーキングなどがおすすめです。
あまりきついメニューにしてしまうと毎日続けることが苦しくなってしまうので、頑張りすぎないで続けられる程度の運動を取り入れましょう。
しっかりと湯船につかる
お風呂は15分程度湯船につかって、体の芯まで温めてあげましょう。
シャワーだけだと、体の芯まで温めることが難しくなってしまいます。
とくに生理中は体が普段よりも冷えやすい状態なので、できるだけ湯船につかりましょう。
湯船につかっている間にマッサージをするのも効果的です。
どうしても湯船につかれない方は、手首や足首に少し長くシャワーを当てることで、少しは血行が良くなります。
食生活を改善する
食生活を改善することも、血の巡りを改善するのに有効です。
食事を抜くことは、代謝を落としてしまいます。
1日3食、バランスの整った食事を心がけましょう。
体を温める食材
体を温めるのに効果的と言われる食べ物で、体の内側から温めることも重要です。
にんにくや生姜、その他の香辛料を料理に使用することで、それらの成分が血行促進につながり、体の内側から冷えを解消してくれます。
寒がり・冷えの原因をつきとめて健康的な体に
寒がりや冷えの原因は、日々の生活の中で何気なく取っている行動が原因になっていることも多くあります。
改善方法としては、「軽い運動やストレッチを取り入れる」「湯船につかる習慣をつける」「食生活を見直す」など、生活の中で血行を良くしていくことが挙げられます。
これらを実践していくことで、寒がりや冷え、そのことが原因で起きる体の不調の緩和・改善が期待できます。
1日だけではなく、毎日コツコツと続けることが大切ですので、無理をせずにできることから始めてみてはいかがでしょうか。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後もお役に立てるコラムを掲載してまいります。
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